ラウンドロビンの順位決定は、原則 JTAテニスルールブック 2025 P116〜P118の順位決定方法に準拠しますが、変則ラウンドロビンとなっていますので、ローカルルールを適用することとします。
※ ラウンドロビン(以下 RR と表記する)
優先順位 1:
完了試合数の多い者を上位とする。
No Show、Withdraw、Retireした選⼿の試合は「完了試合」にはならない。ただし、その相手選手は完了試合となる。
※ 棄権・中断などで全員が同じ試合数を消化していない時には、勝率よりも完了試合数が優先されますので、勝率が上回っていても、順位が下位になる場合があります。
すべての対戦が行われた完全な総当たり戦なら、このルールは意味を持ちません。
優先順位2:
勝率の高い者を上位とする。(棄権(RET)や未試合がある場合)
個人戦の勝率 = 勝利した試合数 ÷ 総試合数
ただし、全ての選手が同じ試合数をこなしていれば、勝利数と同義。
優先順位3:
2者が同率になった場合は、10ポイント(9-9からは2ポイントアップまで) タイブレークを行い、直接対決の結果で順位を決する。3者以上の場合は上記試合形式でのRRとし、その順位は、JTAルールに準拠する。
優先順位4:
優先順位1,2,3でも決着がつかない場合、代表 1名でのジャンケン 1回勝負の勝者を上位とする。
※ なお、WEBの順位表に表示されている順位は、変則ラウンドロビンに対応していませんので、単なる参考値です。
※
・No Show:決められた時間に試合に現れないこと、つまり、試合に欠席すること。
・Withdraw:大会前や大会途中に、怪我や病気などの理由で試合を辞退することを意味します. 試合に出場できない場合に、公式に辞退することを言います。
・Retire:試合中に怪我や体調不良などで、プレーを続行できなくなり、試合を途中でやめることを指します. 試合中にプレー続行不可能となり、試合を辞退することを言います。
参考:JTA TENNIS RULE BOOK 2025 (抜粋)
優先順位 1:
完了試合数の多いチーム(者)を上位とする。
ノーショウ、ウィズドロー、リタイアをした試合は完了試合とはならない。ただし、その相手選手は完了試合となる。例外として、リタイアした選手が医師の診断書または大会トレーナー・大会ドクターの診断書を当日提出した場合は完了試合とするが、リタイアした選手は同日の他の試合に出場することはできない。
優先順位 2:
勝率の高いチーム(者)を上位とする。
個人戦の勝率 = 勝利した試合数 ÷ 総試合数
優先順位 3 :
2チーム(者)が同率になった場合は、お互いの対戦結果(直接対決)の勝者。
優先順位 4:
3チーム(者)が同率になった場合は、以下の要素で順位を付ける。
(1) 総勝利試合数の多いチームが上位(チーム戦)
(2) (1) が同じ場合、全試合での取得セット率が高いチーム(者)が上位
取得セット率 = 取得したセット合計数 ÷ 全試合のセット合計数
(3) (2) が同じ場合、全試合での取得ゲーム率が高いチーム(者)が上位
取得ゲーム率 = 取得したゲーム合計数 ÷ 全試合のゲーム合計数
※ 全チーム(者) の順位を決定し、残り2チームが同率の場合に限り優先順位3で決定する。
優先順位 5:
上記優先順位1から4によって順位が確定できない場合は、大会要項に明記する方法または大会運営委員会の協議を従って順位を決定することが出来る。
例:くじ引き、同順位、タイブレークゲーム、ランキング、直接対決など
◎ ノーショウ、または失格者の取得ゲーム数は全て「0」とする。
(3セットマッチなら、6-0,6-0)
◎ 怪我などによるリタイアの場合は、勝者はリタイアの後、残りのゲームを全て勝ったとしてゲーム数を記録し、敗者はリタイアするまでに取得したゲーム数を記録する。
(A対Bの3セットマッチで、Bが 6-3,2-2 の時、怪我でリタイアした場合、勝者はAでスコアは、3-6,6-2,6-0 と記録する。)