第42回 中区本牧テニス大会 (一般) におけるラウンドロビンの順位決定方法

ラウンドロビンの順位決定は、原則 JTAテニスルールブック 2025 P116〜P118の順位決定方法に準拠します。

変則ラウンドロビンとなっている場合、ベテラン大会ではローカルルールを適用しましたが、一般大会においては、原則JTA準拠とします。※ ラウンドロビン(以下 RR と表記する)

以下、注意する優先順位となります。

  1. 変則RRにおいて、勝率が並んだペアの直接対決が存在する場合は、直接対決の対戦結果を優先します。
  2. 直接対決がない場合や、3ペア以上が並んで3者の直接対決が欠落する場合は、取得ゲーム率の高いペアが勝者とします。
  3. それでも並んだ場合は、代表1名でのくじ引き、またはジャンケンとします。

重要なポイントは、
・勝つときは、1ゲームでも多く取って圧勝する(例:6-0, 6-1)。
・負けるときでも、1ゲームでも多く奪い、僅差で粘る(例:5-6)。
単なる勝敗だけでなく、すべての試合における1ゲームの重みが、最終的な順位を大きく左右する鍵となります。


参考:JTA TENNIS RULE BOOK 2025 (抜粋)

優先順位 1:

完了試合数の多いチーム(者)を上位とする。
ノーショウ、ウィズドロー、リタイアをした試合は完了試合とはならない。ただし、その相手選手は完了試合となる。例外として、リタイアした選手が医師の診断書または大会トレーナー・大会ドクターの診断書を当日提出した場合は完了試合とするが、リタイアした選手は同日の他の試合に出場することはできない。

※ 棄権・中断などで全員が同じ試合数を消化していない時には、勝率よりも完了試合数が優先されますので、勝率が上回っていても、順位が下位になる場合があります。
すべての対戦が行われ、そのRRの全選手が同数の完了試合ならば、このルールは意味を持ちません。

優先順位 2:

勝率の高いチーム(者)を上位とする。
個人戦の勝率 = 勝利した試合数 ÷ 総試合数

※ ただし、全ての選手が同じ試合数をこなしていれば、勝利数と同義。

優先順位 3 :

2チーム(者)が同率になった場合は、お互いの対戦結果(直接対決)の勝者。

優先順位 4:

3チーム(者)が同率になった場合は、以下の要素で順位を付ける。
(1) 総勝利試合数の多いチームが上位(チーム戦)
(2) (1) が同じ場合、全試合での取得セット率が高いチーム(者)が上位
取得セット率 = 取得したセット合計数 ÷ 全試合のセット合計数
(3) (2) が同じ場合、全試合での取得ゲーム率が高いチーム(者)が上位
取得ゲーム率 = 取得したゲーム合計数 ÷ 全試合のゲーム合計数
※ 全チーム(者) の順位を決定し、残り2チームが同率の場合に限り優先順位3で決定する。

優先順位 5:

上記優先順位1から4によって順位が確定できない場合は、大会要項に明記する方法または大会運営委員会の協議を従って順位を決定することが出来る。
例:くじ引き、同順位、タイブレークゲーム、ランキング、直接対決など

◎ ノーショウ、または失格者の取得ゲーム数は全て「0」とする。
(3セットマッチなら、6-0,6-0)
◎ 怪我などによるリタイアの場合は、勝者はリタイアの後、残りのゲームを全て勝ったとしてゲーム数を記録し、敗者はリタイアするまでに取得したゲーム数を記録する。
(A対Bの3セットマッチで、Bが 6-3,2-2 の時、怪我でリタイアした場合、勝者はAでスコアは、3-6,6-2,6-0 と記録する。)


※ なお、WEBの順位表に表示されている順位は、変則ラウンドロビンに対応していませんので、単なる参考値です。

※ 用語解説
No Show:(無断欠場) 決められた時間に試合に現れないこと、つまり、試合に欠席すること。相手選手はウォークオーバー(W.O.)(不戦勝)

Withdraw:(出場辞退) 大会前や大会途中に、怪我や病気などの理由で試合を辞退することを意味します. 試合に出場できない場合に、公式に辞退することを言います。相手選手はウォークオーバー(W.O.)(不戦勝)

Retire:試合中に怪我や体調不良などで、プレーを続行できなくなり、試合を途中でやめることを指します. 試合中にプレー続行不可能となり、試合を辞退することを言います。

DEF.:(失格) (以前の不戦勝や欠場という意味では使わないので注意) 試合中あるいは大会会場で選手が重大なコード違反をし、レフェリーから試合をすること(プレーすること)を禁止された場合を指します。 暴力をふるって誰かを傷つけたり、審判や選手に対し言葉や態度で侮辱し続けたり、ボールやラケットで危険な行為をしたりすると、DEF.の対象になります。